僕の死に方 エンディングダイアリー500日
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2012年11月 |
ISBNコード |
978-4-09-396520-0
(4-09-396520-X) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 205P 20cm |
書店レビュー
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全2件
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僕の死に方 エンディングダイアリー500日
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
もうあの独特の語り口調がナマで聞けないのは残念。メディアを通して話題と情報をふりまいていた金子さん。41歳の若さで亡くなった人気流通ジャーナリスト金子さんの最期はあっぱれすぎる。家族にそして金子さんを知る多くの人に、あふれんばかりの愛情を、いや情報を残して逝った。金子さんらしすぎる最期に脱帽、そして感動。冒頭の奥様からのメッセージは心がつまる。まさに命がけの一冊。ご冥福を祈りつつ、金子さんのメッセージを存分に受けとめたい。
(2013年2月11日)
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いかに自分の死と向き合えるでしょうか
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- ブックスアイオー (岐阜県高山市)
いずれは来る「自分の死」。しかし、それが突然やってきたとしたら。
あまりにも酷な訪れに、右往左往するか、はたまた冷静に受け止め、いかに「死ぬか」を考えるか、病魔が襲って死期が迫った時、人はどの道を歩むのでしょうか。
金子さんは、「死に方」を考え、「死んだ後」も考え、生涯を全うされました。
周りの人のことを考え、決して自分の病状を語らず、明るいままの金子さんで通しましたが、その裏では壮絶な戦いがあったようです。そして、本書はその記録です。本当にすごい方です。(2012年12月11日)
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商品内容
要旨 |
突然の余命宣告。絶望の中でやがて彼は「命の始末」と向き合い始める。その臨終までの道程はとことん前向きで限りなく切なく愛しい。これは41歳で急逝した売れっ子流通ジャーナリストの見事な死の記録である。 |
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目次 |
第1章 流通ジャーナリストと名乗って(数学の勉強はやめる―高2の決断 |
おすすめコメント
金子哲雄さんの切なく愛しい死の記録 2012年10月、「肺カルチノイド」という急性の難病により、41才という若さで急逝した流通ジャーナリスト、金子哲雄さん。死期を悟った金子さんは、会葬礼状まで生前に用意して、自分の葬儀を自分でプロデュース、自らの死をも「流通ジャーナリスト」としての情報発信の場にしたのでした。まさに、みごとというほかないその最期・・・。しかし、彼が「余命0」宣告を受け入れて死の準備を整えるまでには、乗り越えなければならない悲しみ、苦しみ、そして何より、最愛の妻を残していくことへの葛藤がありました。死の1か月前から、最後の力を振り絞って書き上げた本書には、その一部始終が綴られています。【編集担当からのおすすめ情報】 金子さんのマネージャーから担当編集者宛てに、「金子さんが肺カルチノイドという病気を患い、もう助からない。本人が会って話したいと言っているので来てほしい」という連絡を受けたのは、亡くなる1か月前のこと。40代で死ぬということがどういうことか、妻に何を残せるのか、気持ちにどんな変化が起きるのか・・・金子さんはそれらを書き残したいと言いました。本書は、明日、命が絶えるかもしれない日々の中で、金子さんが命を振り絞るように綴った最後の著書です。
出版社・メーカーコメント
金子哲雄さんの切なく愛しい死の記録2012年10月、「肺カルチノイド」という急性の難病により、41才という若さで急逝した流通ジャーナリスト、金子哲雄さん。死期を悟った金子さんは、会葬礼状まで生前に用意して、自分の葬儀を自分でプロデュース、自らの死をも「流通ジャーナリスト」としての情報発信の場にしたのでした。まさに、みごとというほかないその最期・・・。しかし、彼が「余命0」宣告を受け入れて死の準備を整えるまでには、乗り越えなければならない悲しみ、苦しみ、そして何より、最愛の妻を残していくことへの葛藤がありました。死の1か月前から、最後の力を振り絞って書き上げた本書には、その一部始終が綴られています。