日本の家紋と姓氏 伝統美と系譜
出版社名 | 誠文堂新光社 |
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出版年月 | 2013年3月 |
ISBNコード |
978-4-416-81205-1
(4-416-81205-1) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 415P 21cm |
商品内容
要旨 |
家紋を通して、日本の伝統を支えてきた文化の「秘話中の秘話」を紹介。日本における家紋の起源を「天寿国繍帳」(7世紀、中宮寺蔵、国宝)に求め、飛鳥・奈良時代に遡り、その伝統美の系譜を辿りながら、家紋について語る。後半の付録では、日本の約120姓氏の由来について、解説した。代表的な家紋から、稀少とされる紋、由来の伝えられない紋、紋形の失われてしまった幻の紋まで、約3000点(紋の種類300種)を掲載。 |
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目次 |
第1章 自然天象紋―天地万象の神話と信仰 |
出版社 商品紹介 |
家紋に託された日本人のこころを、豊富な図版を通して美しく観賞しながら、同時に私たち自身の家系や出自をわくわくして探れる一冊。 |
おすすめコメント
家紋は、日本人の暮らしとは切っても切り離せない「文化遺産」である。冠婚葬祭だけに限らず、私たちの家系を示し、また祖先とつながる証でもある。千古不易の光芒を放つ家紋は、実に1000年以上の時によって磨かれ、守られ、受け継がれてきた。とりわけ江戸時代には、その装飾美が競われ、端整優美な洗練の花を咲かせた。また家紋は、日本だけに留まらず、ルイ・ヴィトンの柄ともなっているように、普遍的な様式美と独創的なパターンを誇り、まさに世界的な文化遺産といえる。本書では、総数3150紋を紹介し、その中には多くの秘紋・珍紋も多数紹介し、家紋の奥深い世界を垣間見ることができる。また、付録として日本の100大姓と家紋の故事来歴を紹介し、見応えのものとなっている。