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闇の国々 3

ShoPro Books

出版社名 小学館集英社プロダクション
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-7968-7146-4
4-7968-7146-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 311P 26cm
シリーズ名 闇の国々

商品内容

要旨

影に色がついた男、身体に祖国の地図を持つ女、都市の奇妙な事件を報じる新聞…“闇の国々”の核心に迫る、シリーズ円熟期の第3巻。知る人ぞ知るカラー作品の傑作『見えない国境』をついに完全収録。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

出版社・メーカーコメント

第16回文化庁メディア芸術祭大賞受賞!! 待望のシリーズ第3弾! 知る人ぞ知るカラー作品の傑作『見えない国境』をついに完全収録! 〈闇の国々〉の核心に迫る、シリーズ円熟期の第3巻!〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。突如自分の影に色がついてしまった男の奇妙な運命を描く『ある男の影』、領土拡大政策に翻弄される地図制作者たちを描く『見えない国境』、〈闇の国々〉で起こるさまざまな事件を報じる新聞『エコー・デ・シテ』など、シリーズ円熟期のカラー作品3篇を収録した第3巻。日本語版特典として、巻末に著者ペータース&スクイテンのインタビューも収録。

著者紹介

ペータース,ブノワ (ペータース,ブノワ)   Peeters,Beno^it
1956年、フランス・パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに“闇の国々”シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。また、BD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。『タンタンの冒険』で知られるベルギーのBD作家エルジェの研究家としても有名で、これまでに3冊の研究書を出し、いずれも高い評価を受けている。2010年には、フランスの哲学者ジャック・デリダの初の伝記を刊行し、話題となった
スクイテン,フランソワ (スクイテン,フランソワ)   Schuiten,Francois
1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代から『ピロット』や『メタル・ユルラン』などの雑誌でBDを発表し、1982年、雑誌『ア・シュイーブル』に掲載された“闇の国々”シリーズ第1作『サマリスの壁』で一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。現在では、切手やポスターなど、ヨーロッパに至るところでスクイテンのイラストを見ることができ、まさにBD界を代表するアーティストの一人である。また、スクイテンはパリやブリュッセルの地下鉄の駅のデザイン、オペラやダンス舞台芸術も手掛けており、2005年の愛知万博のベルギー館をはじめてする数々の国際博覧会のパビリオンデザインなどにも携わっている
関澄 かおる (セキズミ カオル)  
1966年生まれ。愛知県立芸術大学美術学部卒業。広報職を経て、日仏・仏日双方向の翻訳家として活躍
古永 真一 (フルナガ シンイチ)  
1967年生まれ。早稲田大学他非常勤講師。現代思想の研究の他、BDに関する著作や翻訳も手掛ける
原 正人 (ハラ マサト)  
1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。BDの専門誌『EUROMANGA』(飛鳥新社)で翻訳および執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)