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現代ケイ素化学 体系的な基礎概念と応用に向けて

DOJIN ACADEMIC SERIES 3

出版社名 化学同人
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-7598-1412-5
4-7598-1412-4
税込価格 9,900円
頁数・縦 444P 22cm

商品内容

目次

第1部 ケイ素化学の基礎(ケイ素の結合の特徴―炭素の結合との比較
ケイ素の多重結合の特徴 ほか)
第2部 ケイ素化合物の性質・特徴(シリレン
シリルラジカル ほか)
第3部 ケイ素化合物の特徴的な反応(求核置換反応
ラジカル反応 ほか)
第4部 ケイ素化学の応用(有機合成への応用
機能性材料への応用 ほか)

出版社
商品紹介

基礎化学や応用化学の一分野として研究され,目覚ましい発展を遂げている有機ケイ素化学の基礎と応用及び最近の研究成果をまとめた。

出版社・メーカーコメント

序章 ケイ素化学の歴史(吉良 満夫) <第1部 ケイ素化学の基礎> 1章 ケイ素の結合の特徴?炭素の結合との比較(笹森 貴裕・永瀬 茂) 2章 ケイ素の多重結合の特徴(永瀬 茂) 3章 高配位ケイ素化合物の結合(狩野 直和・川島 隆幸) 4章 29Si NMRスペクトル(加部 義夫) <第2部 ケイ素化合物の性質・特徴> 5章 シリレン(石田 真太郎・岩本 武明) 6章 シリルラジカル(久新 荘一郎) 7章 シリルアニオン(河内 敦) 8章 シリルカチオン(関口 章・中本 真晃) 9章 ジシレンとジシリン(松尾 司・関口 章) 10章 ケイ素芳香族化合物(水畑 吉行・時任 宣博) 11章 ケイ素?炭素,ケイ素?ヘテロ元素多重結合化合物 (笹森 貴裕・時任 宣博) 12章 高配位ケイ素化合物(狩野 直和・川島 隆幸) 13章 オリゴシランとポリシラン(坂本 健吉・辻 勇人・ 三治 敬信) 14章 ケイ素遷移金属錯体(飛田 博実・橋本 久子) <第3部 ケイ素化合物の特徴的な反応> 15章 求核置換反応(河内 敦・玉尾 皓平) 16章 ラジカル反応(久新 荘一郎) 17章 有機ケイ素化合物の遷移金属触媒反応(田中 正人) 18章 シリル転位反応(岩本 武明・石田 真太郎) 19章 光反応(大下 浄治) <第4部 ケイ素化学の応用> 20章 有機合成への応用(杉野目 道紀) 21章 機能性材料への応用(深澤 愛子・山口 茂弘) 22章 シリコーンの基礎と応用(海野 雅史・今井 高史) 23章 ポリカルボシランの合成と応用(大下 浄治) 24章 ケイ素単結晶表面の修飾(吉信 淳) ? ケイ素化学発展の歴史(年表)(吉良 満夫・玉尾 皓平) <資料編> ・略語一覧 ・本書を理解するためのNMRの基礎(加部 義夫) ・29Si NMR化学データ(加部 義夫) ・光電子分光法による有機ケイ素化合物のイオン化エネルギー(玉尾 皓平)

著者紹介

吉良 満夫 (キラ ミツオ)  
1943年大阪府生まれ。1967年京都大学工学部合成化学科卒業。1970年東北大学大学院理学研究科博士課程中退。理学博士。現在、東北大学名誉教授。杭州師範大学客員教授
玉尾 皓平 (タマオ コウヘイ)  
1942年香川県生まれ。1965年京都大学工学部合成化学科卒業。1970年京都大学大学院工学研究科博士課程中退。工学博士。現在、理化学研究所研究顧問。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)