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神が書いた曲 音楽のクリティカル・エッセイ

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-620-32213-1
4-620-32213-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 245P 20cm

商品内容

要旨

音楽は他者からの声である。その神秘的な啓示に耳を傾け続けてきた著者が紡ぐ珠玉のエッセイ。音楽批評のまったく新しい地平が、いま開かれる。

目次

第1部 音のかなたへ(日傘の女性
愛のあいさつ
ベーレンスの死
青い手
夢遊病 ほか)
第2部 コンサートを読む(クレーメルによるグバイドゥーリナ作品 誰もいない光景に響く讃歌
ナント「ラ・フォル・ジュルネ」のペヌティエ 世界の出来事が刺さるピアノ
ヴィレム・ブロンズの弾くシューベルト 偽りがない演奏をするために
バッハ・コレギウム・ジャパンの「パウルス」 人間としての差異に意味を見いだす
クセナキスの音楽劇「オレステイア」 同じ河にわれわれは入っていくのでもあり ほか)

出版社
商品紹介

バッハから庄司紗矢香まで。音楽が生まれる背景と、奏でられた音楽の彼方に明滅する詩や哲学を綴る。珠玉の音楽エッセイ集。

著者紹介

梅津 時比古 (ウメズ トキヒコ)  
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒。現在、桐朋学園大学学長、早稲田大学講師、毎日新聞学芸部特別編集委員。2004年に著書「“セロ弾きのゴーシュ”の音楽論」で第54回(平成15年度)芸術選奨文部科学大臣賞および第19回岩手日報文学賞賢治賞を受賞。2010年に日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)