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奇縁まんだら

日経文芸文庫 せ2−1

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-532-28043-7
4-532-28043-5
税込価格 814円
頁数・縦 288P 15cm

商品内容

要旨

寂聴さんが出逢った、いまは亡き文豪・芸術家との奇なる縁。生前に交わした言葉やかざらない表情からは、創作に対する厳しさとユーモアがにじみ出し、時に飛び出すなまめかしい告白に、人間味豊かな素顔が浮かび上がる。日経の看板エッセイ、いよいよ文庫化スタート!巻末に故・丸谷才一氏が本書を絶賛したエッセイを収録。

目次

島崎藤村
正宗白鳥
川端康成
三島由紀夫
谷崎潤一郎
佐藤春夫
舟橋聖一
丹羽文雄
稲垣足穂
宇野千代
今東光
松本清張
河盛好蔵
里見〓(とん)
荒畑寒村
岡本太郎
檀一雄
平林たい子
平野謙
遠藤周作
水上勉

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年(大正11)徳島市生まれ。東京女子大卒。57年(昭和32)「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年「夏の終り」で女流文学賞を受賞。73年に平泉中尊寺で得度。法名寂聴となる。92年(平成4)『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。97年、文化功労者。98年『瀬戸内寂聴現代語訳源氏物語』(全10巻)が完結。2001年『場所』で野間文芸賞受賞
横尾 忠則 (ヨコオ タダノリ)  
美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネチア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品するなど世界的に活躍する。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館での個展など海外での発表が多く国際的に高い評価を得ている。近年は東京都現代美術館、金沢21世紀美術館、国立国際美術館など国内の美術館で相継いで個展を開催。95年に毎日芸術賞、2001年に紫綬褒章受章、08年に小説集『ぶるうらんど』で第36回泉鏡花文学賞、11年に旭日小綬章受章、同年度朝日賞、14年山名賞など、受賞・受章多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)