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偽りの薬 バルサルタン臨床試験疑惑を追う

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-620-32282-7
4-620-32282-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 247P 20cm

商品内容

要旨

「論文不正」―記者の元に届いた1通のメールから全てが始まった。ノバルティスファーマ日本法人社長への直接取材、臨床試験に関与した元社員宅への訪問、たび重なる謝罪会見、厚労省の検討委員会、内部告発者の出現…二人の新聞記者が、地を這うように現場を駆ける!降圧剤「バルサルタン」をめぐる、巨大製薬企業・ノバルティスファーマと大学病院の癒着に迫った900日―!日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞、調査報道の真骨頂!

目次

第1章 疑惑(「懸念」
医師の指摘 ほか)
第2章 スクープ(企業の関与は
突然の辞職劇 ほか)
第3章 不正(データ操作
迷走 ほか)
第4章 薬とカネ(検討委始動
「肩書は都合よかった」 ほか)
第5章 立件(厚労省の告発
新たな疑惑 ほか)

出版社
商品紹介

「薬とカネ」をめぐる製薬業界と大学病院の深い闇──科学ジャーナリストが大手製薬会社・ノバルティスファーマの不正の真相に迫る。

著者紹介

河内 敏康 (カワチ トシヤス)  
毎日新聞東京本社科学環境部記者。1997年入社。千葉支局などを経て、2007年から現職。理学や原発、ノーベル賞などを取材し、現在は主に医学・医療分野を担当。降圧剤「バルサルタン」の臨床試験を巡る一連の報道で、八田浩輔記者と共に2013年の日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞
八田 浩輔 (ハッタ コウスケ)  
毎日新聞東京本社科学環境部記者。2004年入社。京都支局、北陸総局などを経て2010年から現職。主に地震と防災、医学・医療の分野を担当している。「韓国人に未検証の幹細胞治療」などを報じた再生医療取材班で2013年の科学ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)