• 本

高齢者につくってあげたいスイーツレシピ おいしく楽しく食べて、心と体の健康アップ THE MOST IMPORTANT THING IS A WARM HEART.

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-416-61539-3
4-416-61539-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 127P 26cm

商品内容

目次

第1章 食べやすく、おいしい四季のスイーツ(春のスイーツ
夏のスイーツ ほか)
第2章 いろいろなおやつに展開できるスイーツ素材(コンポート
ソテー&ソース)
第3章 介護が必要な高齢者の食とスイーツ(低栄養の予防改善、介護現場で活かしたいスイーツ力
高齢者の低栄養予防・改善など、不足しがちな栄養をスイーツで ほか)
第4章 ルポ:高齢者の食を考える(『スイーツ・レクリエーション』を楽しみながら、心身の機能回復!
食べやすく、栄養豊富市販の介護食品開発を探る ほか)

出版社
商品紹介

高齢者の食生活にスイーツを上手に取り入れ心身の健康維持を。食べやすく、栄養面も考えた高齢者向けスイーツのレシピなどを満載。

おすすめコメント

低栄養状態の高齢者が少なくないことは知られています。身体的、精神的、あるいは経済的な原因から低栄養に陥ると考えられています。低栄養状態となった高齢者は食に興味を失い、心身ともにさらに衰え、介護が必要な状態となります。そうした状態にならないようにするためには正しい食生活が必要なのですが、なかなか簡単に実践できるものではありません。そこで、まずは食べるということに興味を持ち続けることが大切となってきます。そしてそんな時に、役立てていただきたいのが本書です。本書はスイーツのレシピと高齢者の食に関して書かれていますが、決してスイーツを食生活の中心にしましょうというものではありません。スイーツ(お菓子)は、子どもから大人まで体調を崩した時に食べやすい物であり、栄養補給にもなります。病気で体調が悪い時、ゼリーなら食べられる、プリンなら喉を通るなどといった経験を大方の方はお持ちでしょう。本書はそういう考えをベースにして作られています。体調に問題があったり、歯の調子が悪かったりして、食欲が落ちた時に、写真で美味しそうと思って頂き、実際に家族、知り合い、ご自身で作ることで実際に味わっていただくというわけです。もちろんお菓子好きの高齢者の方々にもお勧めです。スイーツ、特に冷菓は咀嚼しやすく、飲込みやすい物が多いので、高齢者に限定しないレシピも多く含まれていますが、本書では一般成人対象のものよりもより噛みやすく、飲込みやすいスイーツを選び、さらに食べやすく工夫したものもあります。また高齢者の嗜好も考慮し、栄養面も考えています。さらに作りやすいように丁寧に作り方(写真付き)を紹介しています。低栄養改善のため、また逆にカロリー摂取を控えたい方のためにそれぞれのスイーツにはエネルギー量、タンパク質などの栄養表示もし、栄養面でのワンポイントを付加してあります。

著者紹介

代居 真知子 (ヨスエ マチコ)  
福祉介護ジャーナリスト。女子栄養大学生涯学習講師。介護現場を取材しながら高齢者の食に注目。おいしく楽しく食事をするさまざまな手段をトータル的に提案。介護食関係のセミナー講師、施設の高齢者を対象としたスイーツレク講師を実践中
太田 道子 (オオタ ミチコ)  
お菓子教室『HOW LOVELY』主宰。調理師。イル・プルー・シュル・ラ・セーヌフランス菓子本科、第3クール(現第2クール)、卒業研究科1&2修了。ディプロマ取得。藤野真紀子先生に師事。現在東京世田谷区のアトリエでお菓子教室を開催。レギュラーレッスンの他に、記念日用の手作りお菓子を一緒に作るHappy Personal Plan、贈答用のお菓子のオーダーも行っている。高齢者向けスイーツも販売中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)