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信託と相続の社会史 米国死手法の展開

出版社名 日本評論社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-535-52135-3
4-535-52135-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 241P 22cm

商品内容

要旨

死者はいつまで財産を支配できるのか?相続をめぐる法規範とそれを形成せしめる社会的・経済的環境との相関を、多彩なエピソードを紹介しつつ解析し、相続制度の社会的意義と性質が時代とともにどのように移り変わってきたかを明解に説き明かす。相続制度のあり方が、貧富の階層格差を固定化させる。

目次

第1章 序章
第2章 死後の遺産分配
第3章 遺言
第4章 遺言無効
第5章 遺言に代わるもの
第6章 王朝型信託と世話型信託
第7章 死者による支配とその限界
第8章 寄付と財団
第9章 死と税
第10章 結論

おすすめコメント

死者の意思と財産の相続・承継に関わる法制度の形成と展開・変遷を各時代の社会に生起した多彩で興味深いエピソードとともに説明。

著者紹介

フリードマン,ローレンス・M. (フリードマン,ローレンスM.)   Friedman,Lawrence M.
スタンフォード大学教授。法制史研究の第一人者
新井 誠 (アライ マコト)  
1973年、慶應義塾大学法学部卒業。1979年、ミュンヘン大学法学博士。2006年、フンボルト賞受賞。現在、中央大学法学部教授・筑波大学名誉教授・日本成年後見法学会理事長
紺野 包子 (コンノ ホウコ)  
1979年、東京大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)