安重根と東洋平和論
出版社名 | 日本評論社 |
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出版年月 | 2016年9月 |
ISBNコード |
978-4-535-58690-1
(4-535-58690-X) |
税込価格 | 6,600円 |
頁数・縦 | 421P 22cm |
商品内容
要旨 |
安重根が遺した「東洋平和論」が現代日本に問いかけるものは何か。1909年10月26日、ハルピン駅構内で前韓国統監の伊藤博文を銃殺した安重根。日本は「犯罪者」とするが、韓国、中国では「抗日の精神的シンボル」と評価される。この歴史認識の深い溝は、現代日本の東アジア認識とも重なり合う。本書は、日・韓・中の研究者が安重根の独立闘争と「東洋平和論」に焦点を当て安重根の行動と思想を考察し、日本の植民地支配と歴史認識を改めて問う。 |
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目次 |
第1部 安重根の独立闘争をめぐって(安重根のハルピン義挙100周年の省察―安重根研究が進むべき道 |
おすすめコメント
伊藤博文を射殺した独立運動家・安重根が獄中で記した「東洋平和論」。日中韓の研究者が安重根の思想の今日的意義を共同研究。