• 本

台湾かあさんの味とレシピ 台所にお邪魔して、定番の魯肉飯から伝統食までつくってもらいました!

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-416-71633-5
4-416-71633-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 189P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 東京堂書店 神田神保町店より

    表紙のルーロー飯からして、良書の予感がぷんぷんです。
    こちらの本は料理本ながら台湾の台所事情も知ることができる、
    一冊で二度も三度もオイシイ本です。

    料理のレシピは、もちろん台湾の家庭の味。
    現地のお母さんたちがご家庭の味を教えてくれます。
    ですので、食材や調味料も基本的には台湾のもの。
    中には日本では入手し難いものもありそうですが、
    日本の食材で代用できないかを考えるのも楽しいものです。
    創造力を掻き立てられるレシピ本です。

    手始めに、李かあさんのルーロー飯を作りましたが、
    本当に本当に美味しいです。
    (是非、豚皮の煮凝りまで作って頂きたい!)

    (2016年12月24日)

商品内容

要旨

台湾の人たちが実際に食べている家庭料理を料理上手な、かあさんたちに作ってもらいました。ざっくり大雑把、けれども愛情に満ちたありのままの“かあさんの味”。

目次

台北生まれの、働くかあさんの味―李かあさん(最強の定番炒め系おかず―番茄炒蛋
ささっと料理の代表選手!―炒飯 ほか)
受け継ぐルーツと手法、染みるかあさんの味―黄かあさん(やさしい塩味の、丸い卵焼き―菜脯蛋
台湾で魚料理といえば―!清蒸魚 ほか)
肉がなくてもすこぶる美味、ベジタリアンな家庭の味―王かあさん(ふっくらやさしい、モチモチおこわ―素食油飯
ぷるん!ちゅるん!純白の衝撃―豆腐腦 ほか)
縁ある土地の美食で紡ぐ、グルメかあさんの味―熊かあさん(夫婦で愛した上海料理―東坡肉
野菜いっぱい混ぜごはん―菜飯 ほか)
濃いめでガッツリ、伝統息づく客家の味―廖かあさん(先祖に捧げる、伝統の丸鶏―白斬〓(けい)
ひき肉万歳!―梅干菜絞肉 ほか)
海辺の家の、ピュアな味―潘かあさん(素朴なつみれスープ―大黄瓜魚丸湯
ふっくら染みる、ハマグリの旨味―蛤蜊炒絲瓜 ほか)

おすすめコメント

さまざまな美食で、旅人を惹き付ける台湾。屋台、レストラン、夜市、外で食べる料理の数々もいいけれど、台湾の人たちが家で食べている「家庭料理」はそれらの外食とちょっと違うのをご存知ですか? たとえば、ざざっと炒めるだけの簡単なおかずや麺、昔ながらの保存食、定番の魯肉飯だって家庭ごとに作り方や味が違うんです。そんな、台湾の人たちが実際に食べている家庭料理を 料理上手なかあさんたちに作ってもらいました! キーワードは「家族への愛情」と「それぞれのファミリーの背景」。何代も台湾に住んでいる、正統派台湾っ子ファミリーの味。比較的新しく中国からやって来た台湾人の家庭は、台湾料理と中国料理のミクスチャーな味がいろいろな土地の風土を感じさせてくれる味。元は厳しい山中に住んでいたため、保存食や独自の文化を持つ客家ファミリーの家庭の味。実はベジタリアンパラダイスな台湾。そんな台湾らしいベジタリアンファミリーの肉なし、けれども美味な創意工夫の味。かあさんたちのレシピはかなり豪快なので、通常の料理レシピ本とは違います。「これがウチ流なのよ」。そう語るかあさんたちの愛情たっぷりな味をレシピから感じ、自分流にアレンジして楽しんでもらえたらと思います。そして、いろいろなかあさんと家庭を通して、その文化も感じて欲しい。もっともっと台湾に近づくきっかけになって欲しい。そうした思いを込めて作った本です。