• 本

「トランプ大統領」から始まる中国大乱

出版社名 徳間書店
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-19-864321-8
4-19-864321-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 211P 19cm

商品内容

要旨

安倍・トランプ会談で目論見が外れた習近平の世界戦略。トランプが仕掛けた台湾総統との電話会談に中国はパニック状態。アメリカのTPP離脱と欧州の保護主義化で中国経済は壊滅する!トランプの「アジア離れ」を期待する中国の猛烈な外交攻勢。世界で失敗が相次ぐ中国のインフラ外交の実態。中国・韓国のロビー活動はもうアメリカに通じない。激化する権力闘争と2017年党大会で決まる「次の権力者」とは。トランプ大統領で日本は戦後を完全脱却し、アジアの覇者となる!ほか。世界の大転換とアジアの新秩序が習近平と中国の息の根を止める!エキスパート2人が完全分析。

目次

第1章 トランプ大統領で激変する米中とアジア情勢(台湾も中国もトランプ政権誕生を歓迎したワケ
アメリカのTPP離脱は本当に中国のチャンスか ほか)
第2章 トランプショックで中国経済は破綻する(トランプ大統領の誕生で外貨準備高が枯渇する中国
中国政府のごまかしも限界 ほか)
第3章 崩壊する中国外交(失敗続きのインフラ外交
TPP消滅ならインドとの連携が最重要となる ほか)
第4章 2017年、権力闘争から始まる中国大乱(習近平が「核心」になった裏側
党中央でうごめく「反習近平」の動き ほか)
第5章 世界急変で日本が中国を叩き潰す(トランプが台湾総統との異例の電話会談をした意味
旧来メディアとリベラルの没落 ほか)

おすすめコメント

世界の指導者として安倍首相と最初に会談し、台湾の蔡英文総統とも異例の電話会談を行ったトランプ新大統領。TPP離脱、保護主義の強化でアメリカのアジア離れへの懸念が高まる中、日台重視と中国批判を加速させた意味は何か。日米台およ印露との連携強化で始まる中国包囲網から、脱グローバリズムの世界的潮流と為替操作国の認定で瓦解していく中国経済、そして日本の戦後完全脱却まで、トランプ政権の発足から始まる中国と世界の大変化を読む!

著者紹介

黄 文雄 (コウ ブンユウ)  
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞
石 平 (セキ ヘイ)  
1962年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年、日本に帰化。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)