ぎょらん
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-10-351082-6
(4-10-351082-X) |
税込価格 | 1,815円 |
頁数・縦 | 327P 20cm |
商品内容
要旨 |
人が死ぬ瞬間に遺す、いくらのような赤い珠。口にしたものは、死者の最期の願いが見えるという―。十数年前の雑誌に一度だけ載った幻の漫画『ぎょらん』。作者の正体も不明ながら、ネット上では「ぎょらんは本当に存在する」という噂がまことしやかに囁かれていた。三十路のニート、御舟朱鷺は、大学一年のときに口した友人の「ぎょらん」に今も苦しんでいると語るが…。とある地方の葬儀会社で偶然に交錯する、「ぎょらん」を知る者たちの生。果たして「ぎょらん」とは一体何なのか。そして死者の願いは、遺された者に何をもたらすのか―。「R‐18文学賞」大賞受賞作家が描く、妖しくも切ない連作奇譚。 |
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おすすめコメント
人が死ぬ瞬間に遺す、小さな赤い珠。?み潰すと最期の願いが見えるという――。R18文学賞出身作家が描く、妖しく切ない連作奇譚。