罪の声
講談社文庫 し104−5
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-514825-9
(4-06-514825-1) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 535P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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これはドキュメンタリー?くらいリアル。
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おすすめ度
- 卓示書店 河口湖BELL店 (山梨県南都留郡富士河口湖町)
これは「グリコ・森永事件」の話?連日報道されたキツネ目の男。
この事件をモチーフにした物語だが、前半はほぼ事件通り、ドキュメントのように再現されている。
内容がリアル過ぎて、どこまでがノンフィクションでどこからが小説なのかわからなくなる。本も分厚く登場人物も多いが、話にどんどん引き込まれ、あっという間に読みおえた。最後の方に出て来る「え?まさかこの人が?」にも意表を突かれた。
「64」「殺人犯はそこにいる」にピンと来た方は絶対読むべし。(2020年3月26日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。 |
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おすすめコメント
「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2017年本屋大賞第3位。圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編