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ヒッピー世代の先覚者たち 対抗文化とアメリカの伝統

出版社名 小鳥遊書房
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-909812-19-3
4-909812-19-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 328P 19cm

商品内容

要旨

ヒッピーは、いつあらわれ、どこからやってきたのか…。1960年代のアメリカに湧き上がったアメリカの対抗文化(カウンターカルチャー)とともに、その諸先輩たちの思想、そして、継承されるヒッピー世代を文学作品などを通して再検討する。

目次

遍在するヒッピー
第1部 反逆と文学、反逆の文学(超越主義の伝統と音楽的身体の共振―『オン・ザ・ロード』からソローへ
エマソンとヒッピーの共振点―反権威主義と信仰
“文化”への不満としてのポー―南部、ケルト、アメリカ文学史の形成
「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ―ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離 ほか)
第2部 抵抗とメディア、抵抗のメディア(ウッドストック世代のロックとその先輩たち
エルヴィス・プレスリーの文化的定位
デッド・エンド、バッド・シーズ―『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学
ソロー・リバイバルと対抗文化の作法―アメリカ精神文化の想像力 ほか)
継承されるヒッピー文化(ニルヴァーナとバーニングマン―ヒッピー世代の後輩としてのふたりの二一世紀作家の振る舞い)

著者紹介

中山 悟視 (ナカヤマ サトミ)  
アメリカ文学・文化/尚絅学院大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)