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統計の歴史

出版社名 原書房
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-562-05741-2
4-562-05741-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 300P 22cm

商品内容

要旨

国力の測定、出生率、伝染病の死者数、労働環境の改善、進化論の発達、文学・芸術との対立―世界を知るための数字はやがて世界を支配する。数学の世界にとどまらず、世界のあらゆるものに影響を与えてきた統計の歴史をひもとく。

目次

第1章 「数字」が支配する世界
第2章 統計の始まり
第3章 個人の社会
第4章 統計の爆発的な普及
第5章 社会問題
第6章 統計と社会学
第7章 社会科学から自然科学へ
第8章 統計に対峙する文学
第9章 統計への愛憎

おすすめコメント

人口、経済発展、犯罪、衛生・健康管理など、統計は形ないものに形を与え、把握、比較、分析などにとても便利なツールである。ではその統計はいつ誕生し、どのように全世界に広まっていったのか。その歴史をわかりやすく紹介。

著者紹介

レイ,オリヴィエ (レイ,オリヴィエ)   Rey,Olivier
数学者、哲学者、エッセイスト。1964年フランス・ナント生まれ、1986年エコール・ポリテクニック卒業後CNRS(国立科学センター)の数学部門に所属する。専門は非線形偏微分方程式。現代社会における科学の役割についての批評・考察を深めて、2009年にはCNRSの哲学部門に所属する。エコール・ポリテクニックで数学を教えた後、現在はパリ第一大学で哲学を教えている
池畑 奈央子 (イケハタ ナオコ)  
筑波大学比較文化学類卒、ロンドン大学修士課程修了、フランス文学翻訳家
原 俊彦 (ハラ トシヒコ)  
1953年東京生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部卒。人口学者・札幌市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)