バブルの経済理論 低金利、長期停滞、金融劣化
出版社名 | 日経BP日本経済新聞出版本部 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-532-35886-0
(4-532-35886-8) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 497P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2021年
第64回
日経・経済図書文化賞受賞 |
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要旨 |
r/g(利子率<成長率)。利子率が成長率を下回るとき、バブルは必然化する。「低金利の経済学」誕生!世界のバブルを分析、「バブル経済」の本質を歴史と理論から解明。バブルを介して現代のマクロ経済を捉え直す。 |
目次 |
「低金利の経済学」から見えてくるもの―本書の意図と構成 |
出版社・メーカーコメント
利子率が成長率を下回るとき、バブルは必然化する。「低金利の経済学」誕生!世界のバブルを分析、「バブル経済」の本質を歴史と理論から解明。バブルを介して現代のマクロ経済を捉え直す。理論経済学者が、世界のバブルを分析、「バブル経済」の本質を歴史と理論から明きらかにする。バブルを介して現代のマクロ経済を捉え直す。長期停滞に陥った現在の日本経済の謎を解き明かし、大胆な政策提案も示す、知的刺激に富む独創力にあふれた本格経済書。1980年代の北欧・日本に始まり、その後、東アジア、ヨーロッパ、アメリカ、そして中国と、繰り返し発生してきたバブル。なぜ、バブルはかくも頻発するようになったのか。大国のバブル、小国のバブル、日米のバブルに共通するもの、相違するものは何か。そもそもバブルとは、なぜ発生するのか。いま日本では、バブルが発生しているのか。そうだとすれば、どのようなバブルなのか。バブルは制御できるのか。バブル経済から脱け出し、経済成長を実現するには何が必要なのか。これら、バブル経済の謎を解く鍵が、利子率が成長率を下回る「低金利」の持続にあることを見いだし、マクロ経済学主流派が扱ってこなかった「低金利の経済学」をもとに、バブル経済の普遍的な性質を解き明かす。