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中世真宗の儀礼と空間

出版社名 法藏館
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-8318-7924-0
4-8318-7924-X
税込価格 6,820円
頁数・縦 370P 22cm

商品内容

要旨

現代の真宗儀礼に影響を与えながらも、今日とは様相を異にする中世の儀礼とは―。儀礼の歴史的変遷と儀礼空間、礼拝対象の掛け軸について、歴史学・教義学・建築史・美術史等から多角的に考察。

目次

中世真宗儀礼へのアプローチ―本書の視点と構成
第1部 中世における真宗儀礼の歴史的変遷とその堂空間(初期本願寺における儀礼―覚如を中心として
覚如における声明観形成の背景
儀礼空間としての山科本願寺
弥陀と御影―中世念仏者の信仰意識と堂空間)
第2部 中世真宗の儀礼空間を荘厳する礼拝対象掛け軸(中世後期における佛光寺と本願寺の名号観―光明本尊と〓〓光本尊、そして六字名号
中世の真宗における和朝の連坐像
中世の真宗における天竺・震旦の連坐像
光明本尊の成立背景)
豊穣な中世の真宗儀礼

著者紹介

山田 雅教 (ヤマダ マサノリ)  
1960年、三重県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。浄土真宗教学研究所(のち教学伝道研究センター、浄土真宗本願寺派総合研究所と改称)研究員、本願寺史料研究所研究員、高田短期大学仏教文化研究センター研究員などを経て、現在、浄土真宗本願寺派西勝寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)