現在の北朝鮮で生まれ、家族ばらばらで帰国。ようやく家族の再会を果たし、戦後を生き抜いた人物の半生記。まもなく80歳になろうとしている著者は結核に倒れながらも、丸亀市で大手の不動産・ソーラーシステムの会社を立ち上げ、大成功してる。何がそれほど仕事に寝注させることになったのか。事業とは、人生とは何か。一服の清涼剤を飲む心地よさと、生きる自信が沸いてくる。