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中論講義 上

出版社名 法藏館
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-8318-2483-7
4-8318-2483-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 309P 20cm
シリーズ名 中論講義

商品内容

要旨

大乗仏教の思想的核となった『中論』。龍樹の論法とは、いかに形式論理学によったものであったのか。その論議の仕組みとは。『中論』研究の泰斗が丁寧に解き明かす。

目次

因縁の考察―ものと生ずること
運動の考察―歩く人と歩くこと
感覚器官の考察―見るものと見られるもの
構成要素(蘊)の考察―原因と結果
元素(界)の考察―特質と特質づけられるもの
煩悩と煩悩に染められた人の考察
有為と生・住・滅の考察
行為と行為者の考察
見る働きとそれに先行する者の考察
火と薪の考察―能動と受動
始まりと終わりの考察
苦と個我の考察
現象の考察―自性と変化
和合の考察―感官と対象
自性の考察―自体と他体

著者紹介

立川 武蔵 (タチカワ ムサシ)  
1942年、名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。文学博士(名古屋大学)。Ph.D.(ハーバード大)。名古屋大学文学部教授、国立民族学博物館教授、愛知学院大教授を経て、国立民族学博物館名誉教授。専門はインド学・仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)