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福田恒存全集 第2巻

出版社名 文藝春秋
出版年月 1987年3月
ISBNコード 978-4-16-363360-2
4-16-363360-X
税込価格 7,689円
頁数・縦 675P 22cm
シリーズ名 福田恒存全集

商品内容

要旨

「近代の宿命」は昭和22年に書かれた。そして40年後の今日、「事態は何ら異つてゐない」ことは本巻に明らかである。―「シェイクスピア」「ロレンス」をはじめとする西欧作家論、「芸術とはなにか」「白く塗りたる墓」など、全41篇を収録する。

目次

シェイクスピア
ロレンス
サルトル
ジョイス
チェーホフ
ガーネット
エリオット
ヘミングウェイ
文学に固執する心
批評の非運
文学の効用
作品のリアリティについて
謎の喪失
急進的文学論の位置づけ
芸術の転落
職業としての批評家
イギリス文学の可能性
批評精神について
文学史観の是正
歌よみに与へたき書
知識階級の敗退
風俗小説について
理解といふこと
告白といふこと
自己劇化と告白
ことばの二重性
近代の宿命
理想人間像について
肉体の自律性
利休にことよせて
論理の暴力について
白く塗りたる墓
民族の自覚について
観念的な、あまりに観念的な
二つの世界のアイロニー
文学者の文学的責任
教壇を奪はれた教師
日本人の思想的態度
芸術とはなにか