• 本

文章読本

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 1991年11月
ISBNコード 978-4-16-717002-8
4-16-717002-7
税込価格 427円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

文章がそなえるべき最高の美質は晴朗で快いこと。世には湿った情念を制御しえない、見せかけの名文があふれている。本書は、これまでの文章論が避けてきた既成大家の悪文をあえて例示、文章論議を作家の独占から解放した画期的な著作である。好ましい文章とはなにか?この時代に最もふさわしい懇切的確な文章入門の書だ。

目次

名文の条件―序に代えて
第1章 乾いた文章湿った文章
第2章 明晰と曖昧
第3章 文体とは何か
第4章 文章感覚とは何か
第5章 殺し文句の功罪
第6章 ユーモアで彩る
第7章 文章の気品
第8章 文章のおしゃれ
第9章 文章の効率
第10章 起承転結のすすめ
内容あっての文章―しめくくりに
後記―『文章読本』由来