
ミセス陳と呼ばれて 華僑になった日本人
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 1995年8月 |
ISBNコード |
978-4-16-350510-7
(4-16-350510-5) |
税込価格 | 1,602円 |
頁数・縦 | 221P 20cm |
商品内容
要旨 |
一九五一年、一月。鮮やかな青空に白い雲の飛ぶシンガポールの港の波は、南国の陽にきらめいていた。揺れ動く小舟から、色白の肌の美しい日本女性が、腕に赤子を抱いて上陸しようとしていた。岸に飛び交うのは英語と中国語。この土地には、当時、大使館もなければ、一人の日本人もいなかった。陳儀文―日本名、上田勢子。土地の人びとはまだ、日本に対する戦争中の憎しみを忘れてはいない。彼女がここで頼れるのは、自分の健康と才能。太陽のような性格の明るさ。そして中国系の夫の存在だけであった。それから約半世紀、繁栄のシンガポールと運命を共にした一人の女性の半生が生き生きと綴られる…。 |
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目次 |
第1章 朝鮮半島・群山 |