• 本

古典にみる地学の歴史

出版社名 東海大学出版会
出版年月 1996年4月
ISBNコード 978-4-486-01322-8
4-486-01322-0
税込価格 4,950円
頁数・縦 152P 27cm

商品内容

要旨

科学の歴史というと、“正統的”な理論・学説の発展史として述べるのが通例だが、誤ったもの、評価されなかったものも含め、それぞれの段階で研究した人々が、何を素材にどう考えをめぐらしたのか、はその時の著作によって理解される。また当時の科学界の状況や社会情勢とのかかわりも大きく、それらを見ることによって何らかの教訓も得られよう。本書は地学とくに地質学分野の歴史の中で、重要なもの、あるいは興味深いものを選んで紹介する。

目次

プリニウスの『博物誌』
アグリコラと『デ・レ・メタリカ』
地層に歴史を読む
洪水の遺物
ウエルナー、その人と学説
ハットン、『地球の理論』
アウイと『鉱物学汎論』、1801
キュビエとブロニアール
スミス、『英国地質図』1815&1820と『化石によって同定された地層』1816
洪水の地層・洪積層Diluviumバックランド、1822〔ほか〕