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宿場春秋 近江の国・草津宿史話

角川選書 316

出版社名 角川書店
出版年月 2000年6月
ISBNコード 978-4-04-703316-0
4-04-703316-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 192P 19cm

商品内容

要旨

時代劇でなじみ深い宿場風景だが、その実態はどのようなものだったのか。本陣とは?宿泊システムは?もてなしの料理は?住民の暮らしぶりは?東海道五十三次・五十二番目の宿場で、中山道との合流点である草津宿は、街道を行き交う人・物・文化・情報の出会いの場であり、訪れる顔ぶれは様々、珍妙な事件にもこと欠かない。草津に残された宿泊記録、日記、絵画から、宿場の人間模様を浮かび上がらせる。

目次

1 草津宿以前
2 宿場とくらし
3 草津宿・二軒の田中本陣
四 本陣の暮らし
5 宿を支えた村々
6 矢橋の渡し
7 名所と名物
8 幕末の往来

著者紹介

小林 保夫 (コバヤシ ヤスオ)  
1947年(昭和22年)京都市生まれ。名古屋大学大学院修士課程修了。堺女子短期大学教授。専攻は日本中世史。著書(共著)に『日本交通史』(吉川弘文館)、『兵庫北関入船納帳』(中央公論美術出版)、『草津市史』(草津市)
八杉 淳 (ヤスギ ジュン)  
1959年(昭和34年)兵庫県生まれ。仏教大学大学院修士課程修了。草津宿街道交流館専門員。専攻は日本近世交通史、地域文化史。共著・分担執筆に『近江の街道』(郷土出版社)「滋賀県の地名・滋賀県』(平凡社)『園城寺文書・第5巻』(講談社)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)