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般若心経の謎 なぜ、日本人の心を魅きつけるのか

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-569-57543-8
4-569-57543-9
税込価格 545円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

経題を含めてもわずか276文字の「般若心経」は、最も日本人が親しみを感じ、永く読誦し続けてきた経典といってよい。それだけに、日本の文化、伝統に与えた影響にも少なからぬものがある。本書は、仏教伝来から「般若心経」の成立、また鎌倉、戦国、江戸を経て現在に至るまでの「般若心経」と日本人との関わり合い方を歴史的な視点から考察した、異色の「般若心経」研究である。

目次

序章 信仰する心
第1章 般若心経の誕生と流伝
第2章 海を渡った般若心経
第3章 空海と密教と般若心経
第4章 王朝文化と般若心経
第5章 鎌倉新仏教と般若心経
第6章 乱世と芸能と般若心経
第7章 泰平の時代の般若心経
第8章 現代に生きる般若心経

著者紹介

百瀬 明治 (モモセ メイジ)  
昭和16年(1941年)、長野県松本市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。『表象』同人、『季刊 歴史と文学』編集長を経て、現在著述業。主な著書に『日本型リーダーの魅力』(プレジデント社)、『ちみたりて明日』(三一書房)、『日蓮の謎』『大実業家・蓮如』(以上、祥伝社ノンブック)、『平安世紀末・考』(河出書房新社)、『名僧人物伝』(力富書房)、『御家騒動』(講談社現代新書)、『「軍師」の研究』『戦国名将の条件・参謀の条件』『信玄と信長「天下」への戦略』『足利尊氏』『戦国武将の妻たち』『出口王仁三郎』『徳川秀忠』(以上、PHP研究所)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)