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手話ということば もう一つの日本の言語

PHP新書 186

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-569-61965-1
4-569-61965-7
税込価格 726円
頁数・縦 216P 18cm

商品内容

要旨

「世界共通ではない」「抽象概念も表せる」―。自然言語の特徴を備えた手話は、日本語とは違った魅力をもつ日本の「ことば」である。言語学者であり、妻との会話に日々それを使用する著者は、そう語る。だが、長年手話は言語としては認められず、単なるジェスチャーなどと侮蔑的に捉えられてきた。同時に、その使い手である、ろう者の人権や尊厳も踏みにじられてきた。本書では、その苦難の歴史と言語的特徴を明示し、「手話はろう者の第一言語」という立場から世界の潮流である「手話公用語化」を訴える。

目次

第1章 ろう者との出会い、手話との出会い
第2章 ろう者の歴史と生活
第3章 手話の歴史と現状―ろう教育の観点から
第4章 手話ってどんなことば?
第5章 手話の公用語化

出版社
商品紹介

手話はろう者の第一言語。言語と認められず、人権も守られなかった苦難の歴史とその言語的特徴を明示し、手話公用語の必要性を説く。

著者紹介

米川 明彦 (ヨネカワ アキヒコ)  
1955年生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。学術博士。梅花女子大学教授。専門は日本語学・社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)