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旅行者の朝食

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-16-358410-2
4-16-358410-2
税込価格 1,676円
頁数・縦 235P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 誰か私に「XAJIVA」(ハルヴァ)をください!!食べてみたいんです!!……棚が一杯になって、どうしても返品する商品を選ばないと行けなくなったとき、今では考えられないですが、この本を選んでしまった。前から気になっていた米原万里さんのエッセイ。この際返品せずに買ってしまおうか? と、パラパラ中身を見て、即購入を決意。まさに運命の出会い(笑)でした。読んでるだけでおなかが減ってくるし、生唾出てくるし……。私のロシアへの好奇心も相まって、今では私の中の一押し本です。著者の軽快な語りと、出てくる食べ物を想像したときのなんとも言えぬ食べたさ。不味いと書かれている缶詰までも食べたくなってくる。特に、「ハルヴァ」、ぜひ食したいものです。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)

    (2013年3月14日)

商品内容

要旨

さる賢人曰く、人類は以下の二つに分類される。「食べるために生きるのではなく、生きるためにこそ食べる」「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」さて、あなたはどちらのタイプ?グルメ・エッセイロシア風味。

目次

序曲(卵が先か、鶏が先か)
第1楽章(ウォトカをめぐる二つの謎
旅行者の朝食 ほか)
休憩(三つの教訓と一つの予想)
第2楽章(ドラキュラの好物
ハイジが愛飲した山羊の乳 ほか)

出版社
商品紹介

“大食い早食い”通訳を自称する著者、初めての食にまつわるエッセイ集。旧ソ連時代の奇妙な缶詰や幻の蜜〓など美味珍味が勢揃い。

おすすめコメント

“大食い早食い”通訳を自称する著者、初めての食にまつわるエッセイ集。旧ソ連時代の奇妙な缶詰や幻の蜜飴など美味珍味が勢揃い!

著者紹介

米原 万里 (ヨネハラ マリ)  
ロシア語会議通訳、エッセイスト。1950年生まれ。59〜64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、95〜97年会長。92年、報道の速報性に貢献したとして日本女性放送者懇談会SJ賞を受賞した。著書『不実な美女か貞淑な醜女か』(徳間書店、新潮文庫)で読売文学賞受賞、『魔女の1ダース』(読売新聞社、新潮文庫)で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)