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ほしのこえ

MF文庫J

出版社名 KADOKAWA(メディアファクトリー)
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-8401-0600-9
4-8401-0600-2
税込価格 638円
頁数・縦 231P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 観てから読むか、読んでから観るか

    近未来、惑星探査が進む地球のごく普通の中学生に起こる「地球と宇宙での遠距離恋愛」を描いた切ない恋のお話。遠すぎる距離にメール到着まで数年という状況下で初めて気付く二人の想いに貴方も心打たれます。アニメDVDも発売しているのですが、そちらもオススメです。

    (2005年1月15日)

商品内容

要旨

2039年。火星を訪れた探査チームは異星文明の遺跡を発見するが、突如飛来した生命体・タルシアンの手により全滅させられてしまう。その後、地球文明は遺跡から発見されたテクノロジーにより飛躍的に発達。タルシアンの追跡・調査を目的に国連宇宙軍も組織される。中学生のノボルとミカコは、同じ部活に励む仲の良いクラスメイトであったが、3年生の夏にミカコが国連軍選抜メンバーに抜擢され、二人は離ればなれとなってしまう。携帯電話のメールで連絡を取り合う二人だったが、宇宙船が地球を離れるにつれ、その時間のズレは決定的なものへとなっていく…。映像では語られなかったタルシアン侵攻の謎が今明らかに。

著者紹介

大場 惑 (オオバ ワク)  
1955年生まれ・千葉県在住・鹿児島県出身。大学卒業後大手ゲーム会社に入社。開発部に配属になり、アーケード・ゲームのプログラム開発に従事しながらSF同人サークル「宇宙塵」に入会。1984年「宇宙塵」に掲載された作品「コンタクト・ゲーム」が「SFアドベンチャー」に転載となり商業誌デビューを飾る。その後も会社勤めと平行に「SFアドベンチャー」「SFマガジン」「ログイン」等の雑誌に短編を発表。1986年退社し専業作家生活へ。1989年日本SF作家クラブ入会。これまでに長編10本、短編集3本、数多くのTV・ゲーム等のノベル化を手がける
新海 誠 (シンカイ マコト)  
1973年生まれ・埼玉県在住・長野県出身。時代を代表する映像クリエーター。2002年発表の『ほしのこえ』では監督・脚本・演出・作画・美術・編集すべてを一人で行い、その完成度はこれまでの自主制作の枠を完全に超越。口コミで人気が広がり、各界より注目をあつめ、DVD初版が即日完売。第1回「新世紀東京国際アニメフェア21」公募部門にて優秀賞受賞。また、過去の自主制作作品はドイツ、アメリカ、韓国、イタリアと国外でも上映され注目をあびる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)