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アダプティブテクノロジー コンピュータによる障害者支援技術

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-7664-0954-3
4-7664-0954-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 260P 21cm

商品内容

要旨

本書では、すべての人にIT技術がアクセス可能となるように、ハードウェアやソフトウェアの最新支援技術とその導入方法、このために必要となるトレーニングやテクニカルサポートの受け方まで詳しく書かれている。それぞれの章では、視覚、運動、言語、学習、聴覚の障害者向けの詳しい内容が書かれている。またWindows、Macintosh、UnixなどのOSを、マウスを使わずにキーボードだけで操作する方法と、アクセシビリティ機能についても紹介している。具体的な支援技術として、スクリーンリーダー、拡大読書システム、拡大ソフトウェア、点字プリンタ、点字ディスプレイ、スキャナー、音声コマンドや筆記システム、代替入力システム、文字電話、スクリーンキーボード、代替コミュニケーションシステム、要約筆記などが取り上げられている。図書館司書、教師、公共機関で働く人などに障害者の実情を紹介し、また支援技術の専門的ガイダンスとしても不可欠な参考書である。

目次

第1章 パソコンのハードウェアに関する基礎知識
第2章 キーボードによるコンピュータ操作
第3章 視覚障害者のための支援技術
第4章 聴覚障害者のための支援技術
第5章 運動障害者のための支援技術
第6章 言語障害者のための支援技術
第7章 学習障害者のための支援技術
第8章 支援技術の基礎
第9章 インターネットやイントラネットへのアクセス
第10章 障害者支援技術の資金調達

出版社
商品紹介

障害者のコンピュータアクセスを支援するための包括的なガイドブック。障害者の方が使いやすいように、HTML版CD−ROMを添付。

著者紹介

ラザーロ,ジョゼフ・J. (ラザーロ,ジョゼフJ.)   Lazzaro,Joseph J.
ボストン市にあるマサチューセッツ視覚障害者委員会の支援技術プログラムのプロジェクトリーダーである。このプログラムではリハビリテーション工学のサービスと支援技術に関するコンサルティングを行なっている。またフリーランスライターで、多数の技術書の著作があり、また米国SF・ファンタジー作家協会の会員でもある
安村 通晃 (ヤスムラ ミチアキ)  
東京大学大学院理学系研究科博士課程了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。理学博士。慶応義塾大学アクセス研究会代表。ヒューマンインタフェース、障害者支援技術などに関心
鳥原 信一 (トリハラ シンイチ)  
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所主任研究員、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程。自然言語処理、音声言語情報処理、インターネット技術を用いた障害者支援技術の研究に従事
中村 美代子 (ナカムラ ミヨコ)  
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。現在、慶応義塾大学SFC研究所所員(訪問)。(株)バイリンガルグループにて翻訳業務に従事。研究分野は認知言語心理学(音韻認知)
石田 直子 (イシダ ナオコ)  
慶応義塾大学環境情報学部卒。現在、慶応義塾大学SFC研究所研究員(訪問)。(株)ユーディット所属。ユニバーサルデザイン、ユーザビリティなどの研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)