• 本

世界風紀行 見えない風が見える

出版社名 Gakken
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-05-401763-4
4-05-401763-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 143P 21×22cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • もたらすものは利益か脅威か

    世界中の局地風(局地的な地形に影響されたその地方特有の風)を集めた写真集です。本来ならば見えないはずの風ではありますが、四季の移り変わりやその土地の景色を形づくってきた歴史、そこに生きる人々と共に風景の一部として、風が感じられる写真が満載です。冬場のロシアに雪を巻き上げて吹く「プルガ」。「ハルマッタン」はサハラ砂漠に砂を運んだ。フランスで吹くのは気紛れで強情といわれるその名も「ジャンヌ・ダルクの風」。世界的に有名な「フェーン」や「ブリザード」も、元々は一部の地域で吹いていた風を指していました。もちろん日本でも「山背(やませ)」や「颪(おろし)」が紹介されています。様々な風が見える、躍動感のある写真集となっていますので、体験してみて下さい。

    (2008年1月8日)

商品内容

要旨

風の生まれる場所、風とともに生きる人々、そして風の名前。風をたずねて世界をめぐれば、知らなかった風景、新鮮な驚きに出会うことができる。初めての「風の世界紀行」。

目次

ヨーロッパの風
アルプス周辺の風
地中海周辺の風
アフリカの風
北アメリカ・南アメリカの風
オセアニア地域の風
アジアの風

おすすめコメント

世界の100の風と出会う旅。カリブ海の暴れん坊、アフリカの大地を吹き抜けるやさしい風、太平洋のスコール、砂漠の毒風、竜巻、黄色い砂塵、空っ風・・・。風をたずねて世界をめぐれば、新鮮な驚きに出会うことができる。