
春信の春、江戸の春
文春新書 274
出版社名 | 文藝春秋 |
---|---|
出版年月 | 2002年10月 |
ISBNコード |
978-4-16-660274-2
(4-16-660274-8) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 187P 18cm |
商品内容
要旨 |
これまで浮世絵春画は、ともすれば誇張された性器の表現ばかりが注目され、たとえその芸術的価値を認める者であっても、春画=男性用のポルノグラフィであることには疑いを持たなかった。しかし、図中に書き込まれた「詞書」「書入れ」などと呼ばれる文章を読み解けば、まったく異なる世界が拓けてくる。それは、江戸人の多様な「愛のかたち」を、和歌や漢詩といった古典の世界に「見立て」て楽しむ、高度な表現形式をもつ芸術であった。 |
---|---|
目次 |
第1章 浮世絵春画の特色 |