• 本

バッカーノ! The rolling bootlegs

電撃文庫 0761

出版社名 メディアワークス
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-8402-2278-5
4-8402-2278-9
税込価格 627円
頁数・縦 315P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • とある時代の“乱痴気騒ぎ”

    舞台は禁酒法が施行されていたニューヨーク・マンハッタン。本来互いに関わりあうことのない者同士が絶妙に絡み合う“乱痴気騒ぎ(バッカーノ)”。登場人物の視点が一定せず、ザッピングが多いが、読み進めればそれを苦とも思えないほどのスピード感!ちなみにこれは“まだ”第一巻である。つまりこの物語は今(2007年現在)でも回り続けているのだ。これを読み終われば、さらなる物語を求めざるを得なくなるだろう。かくゆう私もその一人である。過去、現在、未来の時系列を踊るこのバッカーノ!シリーズにアナタも触れてみよう。その手始めにこの一冊…如何?

    (2007年9月21日)

商品内容

要旨

禁酒法時代、ニューヨーク。裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは―。第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作。

おすすめコメント

“不死の酒”を巡って繰り広げられる壮絶な“バカ騒ぎ”!マフィア、チンピラ、泥棒カップル・・・禁酒法時代のマンハッタンで出会ってしまった彼らの運命は!?

著者紹介

成田 良悟 (ナリタ リョウゴ)  
1980年生まれ。現在は埼玉在住。第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)