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プラネタリウムを作りました。 7畳間で生まれた410万の星

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-7678-0251-0
4-7678-0251-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 255P 21cm
シリーズ名 プラネタリウムを作りました。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 410万個の星空誕生物語

    子供の頃から、20数年間という歳月をかけて、1つの物を作り上げる。スゴイ!!と思いました。 大平さんの物作りに対する情熱に感動です。(堀)

    (2005年8月28日)

  • 「星に願いを」原作 (堂本剛フジテレビドラマ初主演作 )

    本書の内容は、自作プラネタリウムの製作記録です。「ドラマのような青春」はなかったんですね。   「君が作った星空は、僕が宇宙で見た星空そのものだった」と毛利衛さんが絶賛する人工の星空。どんな苦労で作り上げたのか。その、自分の信じた道を、困難をはねのけて突き進むその情熱に圧倒されます。青春ものとして読むと面白いですよ。  んで、家庭用「ホームスター」を買って、台風一過の夜空を待ちましょうか。

    (2005年8月26日)

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商品内容

要旨

幼いころに星空や宇宙に興味を抱いてプラネタリウム作りを始め、次第に興味を深めながら、時に問題にぶつかりつつも、より美しい星空を求めてプラネタリウム作りに取り組んできた記憶であり、またその心を書き記したものである。

目次

第1章 欲しいものは自分で作る!プラネタリウムとロケットに夢中の子ども(夜光塗料で作った初めてのプラネタリウム
空の彼方へ飛ばしたい!ロケットにも夢中になった ほか)
第2章 大学生活のすべてを注ぎ込んだ初のレンズ式プラネタリウム「アストロライナー」(アストロライナーとは
アストロライナー製作記(ピンホール式からレンズ式へ
星を映し出す恒星投影機の設計
小さな恒星原板に無数の星の穴を開けろ
星をもっと明るく!バイトで学んだ電気の技術
空気でふくらむエアドームに星を映す) ほか)
第3章 一七〇万の星を映し出せ!大幅な軽量化と性能向上を目指した「メガスター」(メガスター製作記(アストロライナーを超える新型機の構想
設計は苦労の連続、組み立ては楽々
今度こそ金属原板を作り上げる)
メガスター上映記(IPSロンドン大会で、メガスターの性能を世界にアピール
芝居の公演でメガスターが星を投影
クリスマスの青山スパイラルで国内初の一般公開
三万人が堪能した旧五島プラネタリウム「スローライフギャラリー」
日本科学未来館で初めての自主上映) ほか)

著者紹介

大平 貴之 (オオヒラ タカユキ)  
1970年、神奈川県川崎市生まれ。小学生の時に、紙に塗った夜光塗料を部屋に貼り付けて星空を再現、これを皮切りにプラネタリウム作りを始める。大学生時代の1991年、個人製作は不可能といわれたレンズ式プラネタリウムを完成、「アストロライナー」は各地で上映され好評を博す。1996年に電機メーカーへ就職後も、会社勤めのかたわらプラネタリウム製作を続ける。1998年には、170万個もの星を投影でき、重さわずか30キログラムの移動式プラネタリウム、「メガスター」を公開。2003年、星の数を410万個に増やすなどの機能強化を施した新型プラネタリウム「メガスター2」を完成させた。同年、電機メーカーを退職、フリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)