
アヒルと鴨のコインロッカー
ミステリ・フロンティア 1
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2003年11月 |
ISBNコード |
978-4-488-01700-2
(4-488-01700-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 331P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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緊張と優しさが交錯する不思議な世界
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おすすめ度
- けやき書房 (大阪府堺市中区)
「重力ピエロ」で注目を集めた新進気鋭作家の異色ミステリー。緊張と優しさが交錯する不思議な世界が詰め込まれている。主人公が誰なのか解からない書き出しで始まり、ストーリーは二重に展開する。河崎とプータン人とわたしと僕と麗子さんが主な登場人物だが誰が誰だかわからないところが面白い。バックに流れているボブ・ディランもいい。
(2004年2月29日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2004年
第25回
吉川英治文学新人賞受賞 |
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要旨 |
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。 |
出版社 商品紹介 |
広辞苑強奪計画に巻きこまれた「僕」と、ブータン人留学生との恋を育む「わたし」。2つの物語が出会う時、忘れられない衝撃が胸を打つ。『重力ピエロ』の著者の最新傑作。 |
おすすめコメント
【週刊文春2004ミステリーベスト10 国内部門第4位】