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フッサール 心は世界にどうつながっているのか

シリーズ・哲学のエッセンス

出版社名 NHK出版
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-14-009311-5
4-14-009311-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 110P 19cm

商品内容

要旨

心の中に所有できない現実世界が、それでもなお、意識にもたらされるのはなぜか?客観主義の常識をうち砕く、現象学の冒険。

目次

第1章 フッサールの心の哲学―世界を表象することの転換(心は特別な存在
クオリアと志向性
志向性の二つの特徴 ほか)
第2章 言語表現とは何か(フレーゲの意味論
表現の抽出―「第1研究」の目指すもの
連想的な「動機づけ」の確立と排除 ほか)
第3章 真理へ向かう存在としての私たち―志向性の理論(表象主義2の完成へ
エマの概念
ドクサの概念―真理へ向かう存在 ほか)
前途瞥見―表象主義から表現主義へ(連続と断絶―知覚の位置をめぐって
表象主義から表現主義へ)

出版社
商品紹介

「現象学」のキーとなる考え方、「現象学的還元」「意識による構成」が、心と世界のつながりをどのように新しくしたのかを検証する。

著者紹介

門脇 俊介 (カドワキ シュンスケ)  
1954年北海道札幌市生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。東京大学大学院博士課程修了。山形大学助教授をへて、現在、東京大学教養学部教授。専門は現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)