• 本

君よ、志を持って生きてみないか 橋本左内『啓発録』を読む

出版社名 致知出版社
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-88474-704-6
4-88474-704-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 206P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 幕末を駆け抜けた左内が15歳で著した「啓発録」

    橋本左内の話を、もっと現代の世の中に伝えていけたら、若者たちにとっては新 鮮に感じるのではないでしょうか? 橋本左内の生涯を本にした、著者の石川洋氏は、17歳の時に一燈園に入園し、 現在は企業・団体などの講師として多数のファンを持ち、「人としての生きざま」 を問いかけ感動をよんでいます。 彼が子どもの頃に父母の生き方の影響を大きく受けて、精神的にも成長していっ たエピソートも、心に迫るものがありました。 思春期のお子さんを持つご両親が読む子育ての本としても、ずいぶん参考になる ことが書かれていました。 人生について、子育てについて、そして幕末の世の中についてと、いろんな読み 方ができる本です。

    (2006年6月15日)

商品内容

要旨

幕末を眩い一彗星のごとく駆け抜けていった橋本左内。安政の大獄に連座し、あえなく二十六年の生涯を閉じるも、十五歳で著した『啓発録』はいまなお不朽の輝きを放つ。

目次

第1章 いまなぜ『啓発録』なのか(『啓発録』―十五歳の少年が描いた「人生の自覚」
人間がたどる成長の「節目」とは何か
人生でたった一度―青少年期の心の記録
日本人として生きるための「心の教科書」)
第2章 私の内なる『啓発録』(私の生い立ちと青少年期の自覚
「道はつねに開かれている」―父の遺言 ほか)
第3章 人間形成における二つの基礎づくり(育成期(育てられたように育つ)
自覚期(自覚したように生まれ変わる))
第4章 橋本左内小伝(『啓発録』後の左内の人生
左内の生い立ち
そして政治の世界へ
「安政の大獄」の嵐と左内の死)

著者紹介

石川 洋 (イシカワ ヨウ)  
昭和5年栃木県生まれ。17歳のとき一燈園創始者・西田天香師に出会い入園を決意。同人として無所有の奉仕者となる。かたわら「仏桑花の会」事務局長、順教尼遺弟会「この花会」相談役、「ありがとう・愛の会」会長を務め、「ユニテの会」などを提唱する。平成10年一燈園を離れ、市井の托鉢者として再出発する。なおPHPゼミナールのほか、企業・団体などの講師として多数のファンを持ち、受講生に「人としての生きざま」を問いかけ感動を呼ぶ。海外ではカンボジアなどで幾多の危険な場面に直面しながら難民救済にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)