
覇信長記 8
燃ゆる信長 1600/慶長5
ワニの本 Wani novels
出版社名 | ベストセラーズ |
---|---|
出版年月 | 2005年4月 |
ISBNコード |
978-4-584-17947-5
(4-584-17947-6) |
税込価格 | 933円 |
頁数・縦 | 211P 18cm |
シリーズ名 | 覇信長記 |
商品内容
要旨 |
イスパニア艦隊を撃破し、呂宋に進出して半年あまりが経った。「織田の使船が西洋船に拿捕された」との凶報が突如もたらされる。今のイスパニアに呂宋を襲う余力はないはず、と首を傾げる幸村のもとへ、さらに驚くべき報せが届いた。「帝がマニラに行幸する」と。同じころ、紫禁城では李太后が昼下がりの飲茶を楽しんでいた。「報せは三日前のこと。今ごろは呂宋で軍議でもしているのでは」「麗華、あの王がさようにゆるりとしておるかえ」明の事実上の宰相は側女の淹れた茶を受け取り、すすった。「どこぞの国でも年老いた王が焦るわけは、かぎられておるからのう」麗華はその刹那、言葉を失った。台湾で信長と面会したおり、そんな素振りはかいま見られなかった。病んでいる様子など…。 |
---|