• 本

落語娘

出版社名 講談社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-06-213220-6
4-06-213220-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 262P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 著者の永田俊也氏は1963年横浜生まれ。2004年『ええから加減』でオール読物新人賞を受賞。同年、講談社から刊行された落ちこぼれ高校映研の活躍を描いた『シネマ・フェスティバル』でデビュー。本作はそれに続く単行本2冊目の作品である。主人公は修行中の前座女性落語家。落語界の異端児と呼ばれる師匠と共に、語った者は死に見舞われるといういわくつきの噺を40年ぶりに上演しようと奮闘するお話である。他の落語家から異端扱いされ、毛嫌いされても崩れない師弟愛は本作の読みどころ。近年落語ブームといわれているが、こういう気持ちのよい作品がもっと注目されてよいと思う。(のり)

    (2007年11月14日)

商品内容

要旨

呪われた噺に挑む異端の師匠と女前座。落語を愛する人々の物語。『ええから加減』オール読物新人賞受賞作品を併録。

おすすめコメント

とんでもない不良落語家に入門してしまった女前座の奮闘。落語を愛する人々の物語。

著者紹介

永田 俊也 (ナガタ トシヤ)  
1963年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。慶應義塾職員を経てフリー。2004年、第84回オール讀物新人賞を『ええから加減』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)