• 本

絡新婦の理 1 分冊文庫版

講談社文庫 き39−113

出版社名 講談社
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-06-275288-6
4-06-275288-3
税込価格 692円
頁数・縦 355P 15cm
シリーズ名 絡新婦の理

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • すべては蜘蛛の巣の上に!

    「あなたが蜘蛛だったのですね」黒衣の男と桜色の衣をまとう女の会話で幕は上がる。男は糾弾する女の罪を、女は紡ぐ自らの在りようを。「銃殺魔」「目潰し魔」「女学生売春」「織作家」蜘蛛の巣に無関係に発生した事件は崩壊へ向かい、惨劇を繰り広げる。百鬼夜行シリーズ5作目。本を開くときはご注意を!絡新婦の理に絡めとられぬように・・・。

    (2013年10月29日)

商品内容

要旨

「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう一人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた。

出版社・メーカーコメント

京極文学の不滅の金字塔、四分冊で刊行!房総の大富豪・織作家が創設した名門女子校、聖ベルナール学院で起きた連続殺人事件。あたりにただよう冒涜と異端の空気に立ちすくむ遊民・伊佐間と骨董商・今川