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日本の科学/技術はどこへいくのか

フォーラム共通知をひらく

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-00-026345-0
4-00-026345-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

文学賞情報

2006年 第28回 サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞

要旨

科学/技術の未来に向けて、期待と不安が錯綜している。膨大な科学予算が投下され、専門化と実用化が進むいっぽう、若者の科学離れが叫ばれる。科学/技術の進歩が引き起こす様々な社会問題に、科学者は目を背けてはいないか。科学/技術の研究現場に足場を置きつつ、社会と科学を架橋するための創意に富んだ提言。

目次

第1部 科学書を読んで考える科学/技術の二一世紀(迷路の中の科学/技術
理科系を解体する―理学知・工学知・知識のモード
創造性豊かな社会を作るために―歴史からのアプローチ
危機に立つ科学史・科学哲学)
第2部 科学技術社会論の挑戦(科学者論は科学者論に留まれるか?
科学論再考 科学における平等と公正)

出版社
商品紹介

科学/技術の未来に向けて、研究現場に足場を置きつつ、社会と科学を架橋するための創意に富んだ提言。

著者紹介

中島 秀人 (ナカジマ ヒデト)  
1956年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院理学系研究科・科学史・科学基礎論博士課程満期退学。東京大学先端科学技術研究センター助手、ロンドン大学インペリアルカレッジ客員研究員を経て、1995年より東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(2005‐06年ブダペスト高等科学研究所客員研究員)。主な著書に『ロバート・フック ニュートンに消された男』(朝日新聞社、1996年、大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)