• 本

陰日向に咲く

出版社名 幻冬舎
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-344-01102-1
4-344-01102-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 220P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 情けない人たちが主人公の連作短編集

    ピン芸人劇団ひとりのデビュー作品。少しずつ絡み合った5編の情けない人たちが主人公の連作短編集。その絡みぶりと、さすが芸人といいたい笑わせどころが面白い。本屋大賞にノミネートされたり、いろんなところで評価を受けている。

    (2007年2月10日)

  • 陰日向に咲く花とは・・

    短編集のようでもありながら、ひとつひとつの話が微妙にリンクしていて、全部読み終えたときに、まるで壮大なパズルが完成したような、不思議な感動がありました。ストーリーや、オチなど、とても小説デビュー作とは思えないほどうまく、脱帽しました。 おすすめです!

    (2006年5月19日)

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おすすめコメント

バラエティ番組等で大人気、若手実力派芸人による処女小説。ギャンブルで作った借金の末にオレオレ詐欺を働く駅員。男を想うあまり、男を追い詰めるコンビ芸人の女。女の愛に気づかず、他の女を追うコンビ芸人の男――。爆笑と感動の5篇の連作短編小説集。

著者紹介

劇団ひとり (ゲキダンヒトリ)  
1977年千葉県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をアラスカで過ごす。1992年デビュー。コンビ「スープレックス」を結成するが2000年解散。ピン芸人として再出発後、総勢十名のキャラクターを演じる一人芝居で注目される。映画「嫌われ松子の一生」やTVドラマ「電車男」等で俳優としても活躍。『陰日向に咲く』が初の著作であり、処女小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)