• 本

四十一炮 上

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-12-003711-5
4-12-003711-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 317P 20cm
シリーズ名 四十一炮

商品内容

要旨

肉がおいらに言うのです。「わたしを食べに来て、さあ、早く!」肉と心を通わせる異能をもち、激しく飢えた大食らいの少年が、ぶっ放してやるほらと砲弾。

出版社
商品紹介

肉の心の分かる異能児が、過去と夢幻の現在を行きかう驚天動地の〈肉〉小説。アジアで一番ノーベル賞に近い作家の最新作。

著者紹介

莫 言 (モオ イエン)  
1955年、山東省高密県に農民の子として生まれる。幼くして文革に遭い、小学校を中退。兄の教科書や旧小説で文学に目覚める。76年に人民解放軍に入隊。85年に『透明な赤蕪』でデビュー。翌86年、『赤い高梁』(張芸謀監督により映画化。88年、ベルリン映画祭グランプリ)で、倫理を超える農民の生命力を描いて、中国のマルケスと呼ばれる。以後、『天堂ニンニクの芽騒動』『酒国』『豊乳肥臀』『至福のとき』『白檀の刑』など、多作な作家として文壇の最先端を行き、現代中国でもっともノーベル文学賞にちかい存在といわれる
吉田 富夫 (ヨシダ トミオ)  
1935年、広島県生まれ。63年、京都大学大学院修了。現在佛教大学文学部教授、中国現代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)