• 本

四十一炮 下

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-12-003712-2
4-12-003712-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 316P 20cm
シリーズ名 四十一炮

商品内容

要旨

失われた家族を取り戻しても、恨みと恩愛に血が騒ぎ、熱く波立つ心は収まらない。妹よ父よ母よ愛しい女よ…ぶっ壊してやる大人の世界。砲弾でもぶっ放ち、吐き気のする奴らを西国浄土に追っ払うまで! 少年の生命力が倫理を超えて爆発する。

著者紹介

莫 言 (モオ イエン)  
1955年、山東省高密県に農民の子として生まれる。幼くして文革に遭い、小学校を中退。兄の教科書や旧小説で文学に目覚める。76年に人民解放軍に入隊。85年に『透明な赤蕪』でデビュー。翌86年、『赤い高梁』(張芸謀監督により映画化。88年、ベルリン映画祭グランプリ)で、倫理を超える農民の生命力を描いて、中国のマルケスと呼ばれる。以後、『天堂ニンニクの芽騒動』『酒国』『豊乳肥臀』『至福のとき』『白檀の刑』など、多作な作家として文壇の最先端を行き、現代中国でもっともノーベル文学賞にちかい存在といわれる
吉田 富夫 (ヨシダ トミオ)  
1935年、広島県生まれ。63年、京都大学大学院修了。現在佛教大学文学部教授、中国現代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)