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帝国医療と人類学

出版社名 春風社
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-86110-062-8
4-86110-062-3
税込価格 2,409円
頁数・縦 229P 20cm

商品内容

要旨

亡霊が世界中にあらわれている―帝国医療の亡霊が。帝国主義時代以降、世界中に広まった近代医療の自明性を問う。既存研究を整理し、植民地での複雑な交渉過程を検討、フィールドワークによる知見をも加え、病気や医療をめぐる人類学を再構想する。

目次

第1章 グローバル化する近代医療―帝国医療を手がかりとして(世界的な感染の時代
フーコーの「統治性」を手がかりとして ほか)
第2章 土着の実践から民族医療へ―過剰化する近代医療(民族医療とは
帝国医療・人類学・民族医療 ほか)
第3章 帝国医療の実相を探る―マラヤのラターをめぐって(帝国医療のイメージ
マラヤの人びとをめぐる記述 ほか)
第4章 帝国医療の亡霊―サラワクのコンタクトゾーンから(先住民プナン
国立公園の動物を食べる ほか)

出版社
商品紹介

帝国主義時代以降、世界拡張した近代医療の自明性を問う。既存研究・植民地文献の検討とフィールドワークによる、新しい医療研究。

著者紹介

奥野 克巳 (オクノ カツミ)  
1962年生まれ。桜美林大学国際学部助教授。1998年3月一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)