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盲目の犬ぞりレーサー 私に見えるのは可能性だけ

出版社名 幻冬舎
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-344-01150-2
4-344-01150-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

「わたしはただじっと座って、静かに過ごす人生などお断りです」いじめにおびえる臆病な自分を捨てて、鍛え抜かれた犬たちと、最難関ルートに挑む。

目次

最高の時
美しい赤ちゃん
モーモー牛
いじめ
新たな始まり
盲目のランナー
フロッグ湖からワイオミングへ
仲間入り
注目の的
黒い耳
雪辱を果たす
アッタ・ボーイ
参加拒否
直接対決
レース・トゥ・ザ・スカイ大会
ベアグリース・レース
アイディタロッドへ

著者紹介

セドリス,レイチェル (セドリス,レイチェル)   Scdoris,Rachael
1985年オレゴン州生まれ。生後、視覚に問題があることが発覚。先天的な色覚異常であり、極度の近視を伴う。法的に盲人の扱いとされる。幼少期から、犬小屋の子犬たちとたわむれ、父親のジェリーとともに犬ぞりに乗る。11歳のとき、2匹のベテラン犬とともに、生まれて初めて1マイルコースをひとりで完走。12歳で初心者レースに参加。これ以降、初級部門でのチャンピオンとしておなじみの存在となり、犬ぞりの世界的大会「アイディタロッド・トレイル国際犬ぞりレース」への参加を夢見るようになる。14歳で、犬ぞりとマラソンによる全米横断を達成し、全国紙にて評価される。オリンピック選考大会の400m走の公開試合にも招待され、第3位となり銅メダルを獲得。15歳で、盲人としては初めて、また最年少で、500マイル(約805km)の犬ぞりレースを完走。16歳でソルトレイク冬季オリンピックの聖火ランナーをつとめる。2005年、「アイディタロッド・トレイル国際犬ぞりレース」参加の夢をはたした。米国で最も際立った100人の女性運動選手の一人にも選ばれ、犬ぞりレーサーとして、世界中の注目を集めている
スティーバー,リック (スティーバー,リック)   Steber,Rick
その著作により多くの賞を受けている作家。魅力的な米国の西部人であり、国内のさまざまな集会や国際会議において、特別ゲストとして、引く手あまたである。現在は、オレゴン州にて妻と2人の息子とともに暮らしている
山田 貴久 (ヤマダ タカヒサ)  
1971年横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。90年代にHAL FROM APOLLO’69のギタリストとして音楽活動。他にサウンドトラック、CM音楽などを手がける。2003年、病を機に、翻訳活動を志す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)