
愛犬王平岩米吉伝
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2006年4月 |
ISBNコード |
978-4-09-389703-7
(4-09-389703-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 335P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2005年
第12回
小学館ノンフィクション大賞受賞 |
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要旨 |
昭和の初め自由が丘に数十匹の犬と暮らす男がいた。寝食を共にして犬たちの喜怒哀楽を観察した。雑誌「動物文学」を創刊し犬たちの詩歌を詠んだ。オオカミを飼い慣らして銀座を散歩したこともあった。犬を愛し犬科動物のすべてを極めようとした。稀代の研究家の情熱あふれる生涯。第12回小学館ノンフィクション大賞受賞。 |
目次 |
第1章 狼に憧れた神童 |
おすすめコメント
昭和の初め自由が丘に数十匹の犬と暮らす男がいた。寝食を共にして犬たちの喜怒哀楽を観察した。オオカミを飼い慣らして銀座を散歩したこともあった。犬を愛し犬科動物のすべてを極めようとした稀代の研究家の情熱あふれる生涯。
出版社・メーカーコメント
昭和のはじめ東京の自由が丘の自宅で、犬数十匹に加え、朝鮮狼、ジャッカル、狸、狐、ハイエナ、ジャコウネコなど、犬科の動物とともに生活し、その生態を研究した男がいた。気に入りの犬と寝食を共にし、狼を飼い慣らして銀座を散歩させた。どこの学会にも所属せず、独りで続けた研究生活。その姿は、風刺漫画家・近藤日出造の「昭和奇人伝」に“植物の牧野富太郎”と並んで“動物の平岩米吉”と紹介された。大正から昭和初期、大戦中、戦後の混乱期、高度成長期時代、そして現代へ―。激しい変化を遂げた時代のなかで、犬を愛し、その研究に没頭した男の本格評伝。第12回小学館ノンフィクション大賞受賞作。