• 本

3歳からの「考える力」教育

出版社名 講談社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-06-213416-3
4-06-213416-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 247P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 幼児期に本当に必要な「思考力」をじっくり育てるには?

    著書では、長年幼児教育に携わってきた中、子どもが数々の問題を解くときに、 どこでどう間違えやすいかについて実に細かく研究されていて、それは大人も知 らなかったことばかりです。 子どもと一緒に過ごす大人に、このような知識が多少あって、問題意識を持って 子どもと一緒に勉強をしたり過ごしたりができれば、きっと子どもにとっても、 良い影響を与えられるのではないかと感じました。 いずれにしても、幼児にとって必要な学習内容は、実生活での経験が大いに関係 しているということが、著書を読むと良くわかります。 形のあるものを観察する力や、お話の中の人物の動きなどを、論理的に考える力 を身につけるには、普段から大人と会話をしたり、行ったことのない場所へ行っ たりして、その中で体験することが大事なんですね。 様々な体験、経験から記憶に残ったことが、その年齢に本当に必要な知識を身に つけ、能力を磨くことに繋がるようです。 どうしても幼児教育の話題になると、「早期教育」について生じる誤解から、正 しい情報をつかむことが難しいのですが、数多くの幼児を教えて、実際に子ども

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    (2006年11月1日)

商品内容

要旨

幼児期に大切な「思考力」の育て方。有名小学校入試で実績NO.1の「こぐま会」が賢い子どもをつくる幼児教育最新プログラムを公開。

目次

序章 学力低下論争と幼児期の基礎教育
第1章 基礎教育を考える視点
第2章 論理に強い子を育てる
第3章 視点を変えてものを見る目を育てる
第4章 数に強い子を育てる
第5章 図形感覚を育てる
第6章 聞く力・話す力の基礎作り

出版社
商品紹介

「考える力」を育てるために必要なことは何か。30年以上にわたって幼児教育に取り組んだ著者が自ら開発したプログラムを公開。

出版社・メーカーコメント

幼児期に身につけさせたい物の見方・考え方「考える力」を育てるために必要なことは何か。本書では、30年以上にわたって幼児教育に取り組み、大きな実績をあげた著者が自ら開発したプログラムを特別公開

著者紹介

久野 泰可 (クノ ヤスヨシ)  
1948年静岡県生まれ。横浜国立大学教育学科を卒業後、72年4月、東京渋谷において現代教育科学研究所を母体とする幼児教室の設立に参加。83年4月、幼児教育実践研究所室長を経て、86年6月、「こぐま会」として分離独立し、代表に就任。「幼児期における正しい知育のあり方」を実践を通して追究し、年中、年長児を中心に、これまで5000名に及ぶ幼児の基礎教育にあたってきた。90年、それまでの実践活動を総括し、年中11月から年長10月までの一年間の指導内容を40冊のテキストにまとめる。また、学習の内容に沿った教具・教材を開発し「KUNO method」として世に問う。現在までに独自に開発した教具は60点、単元別問題集は100冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)