
図書館内乱
出版社名 | メディアワークス |
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出版年月 | 2006年9月 |
ISBNコード |
978-4-8402-3562-4
(4-8402-3562-7) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 355P 20cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
読者からの絶大な支持を受けた前著『図書館戦争』シリーズ第2弾。今回のも期待にたがわず笑わせてくれる。このシリーズにおける著者、有川浩氏の魅せてくれる持ち味は、会話のノリの良さとツボに嵌る笑いのセンス。キャラの特徴を存分に強調した躍動感あふれる会話の流れ、そして印象的なセリフの数々は、まさに人気マンガのJOJOシリーズの域にまで昇華している。これはもうひとつの稀有な才能であろう。本書はきっとマンガ世代の読者にも入りやすい作品と思う。前作から続けて読めばハマること間違いなしの1冊である。本書が気に入ったら、著者の恋愛小説も読んでみられるとよいだろう。違うジャンルの作品で共通する作風を見い出す楽しみも味わえることを保証する。最後に、徒花スクモ氏の表紙イラストは読後の楽しみとして最高。本書の内容を二度楽しめる。本文をよく読み込んでいることが感じられ、まさにGJ(Good Job)である。(のり)
(2007年12月11日)
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図書館戦争早くもシリーズ化
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- けやき書房 (大阪府堺市中区)
図書館が舞台の痛快SF「図書館戦争」が早くもシリーズ化した。前作は図書館とメディア良化委員会の武器を持った闘いであったが、今作は図書館内部の原則派と行政派の謀略の戦い。といっても前作同様の軽いタッチの青春SFで笑える。しかし図書館の自由、検閲絶対反対の主張は伝わる。因みに同じ作者の「レインツリーの国」は、この作品のなかで生まれた物語内物語。
(2006年9月29日)
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商品内容
要旨 |
「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメント第1位に輝いた『図書館戦争』有川浩、最新刊!!図書館の明日はどっちだ!?やきもき度絶好調のシリーズ第二弾、ここに推参。 |
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おすすめコメント
相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化 「査問」 委員会 。迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レンジャー! いろんな意味で やきもき度絶好調の『図書館戦争』 シリーズ第2弾、ここに推参!