• 本

劫火 3

突破再び

講談社文庫 に28−6

出版社名 講談社
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-06-275688-4
4-06-275688-9
税込価格 806円
頁数・縦 477P 15cm
シリーズ名 劫火

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • さて、このシリーズも後半戦に突入。今回の目玉は、大喰らいの巨漢探偵(身長165cm、体重165kg)”一っちゃん”こと大文字一徹。小倉の広岩親分から預けられたのは9歳の子ども。だがこの子ども、銀行コンピューターシステムを構築した父親から託されたある物を持っている。システム侵入の鍵となるこの持ち物を狙い、”日本伐採”作戦の命を受けたCIAのエージェントがマークする。このエージェント、いつのまにやら一徹たちの飲み会の輪に取り込まれてしまい、彼らへの親近感からか自分の使命を忘れそうになったり、恋人の下へ帰国することばかり考えていたりと、けっこうドジな仕事ぶりは笑える。これら個性豊かなキャラが集結する東京では、一体何が起きるのか?興味は尽きない1冊である。(のり)

    (2007年11月18日)

商品内容

要旨

日本転覆を企てる「新生大和会議」の恐るべき陰謀を、オダケンたちは明らかにしていく。日本を守る“鍵”を、小倉が地元の神岳会の広岩親分から預かったのは、大文字一徹。この豪快探偵が一路東京へ向かう―はずが、CIAエージェントの尾行を知ってか知らずか、食道楽の珍道中を!痛快娯楽第3弾。

おすすめコメント

日本を守る鍵は一徹が預か(ってしま)った――テロリストたちの日本乗っ取り計画のキーパーソンとともに行動する大文字一徹。だが、そんな重要なことを知りもせず、一徹は小倉から東京へ向かう。痛快第3弾!

出版社・メーカーコメント

日本を守る鍵は一徹が預か(ってしま)ったテロリストたちの日本乗っ取り計画のキーパーソンとともに行動する大文字一徹。だが、そんな重要なことを知りもせず、一徹は小倉から東京へ向かう。痛快第3弾!

著者紹介

西村 健 (ニシムラ ケン)  
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省に入省の後、フリーライターに。1996年、『ビンゴ BINGO』(講談社文庫)で作家デビュー。ノンフィクション、エンタテインメント小説を次々に発表している。2006年、本書『劫火』で第24回日本冒険小説協会大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)